高泉淳子 プロフィール
早稲田大学出身。卒業後'83年に遊?機械/全自動シアターを結成し、劇作、主演。少年、少女から、老人、老婆にいたるまで、あらゆる人物を演じる役者として人気を得る。演劇の中にジャズを取り入れた作品も多く、音楽界からも注目される。'89年からレストランの話を舞台にしてジャズの生演奏とともに繰り広げる『アラカルト』は、芝居と音楽の新しい作品として話題を呼び、2014年で25年の大ロングランとなる。'04年に村上春樹の短編を舞台化した『エレファント・バニッシュ』のニューヨーク、パリ、ロンドン公演で世界的評価を得る。'08年に劇団解散後、イラストレーターの宇野亜喜良の美術で『大人の寓話』を作・演出。'09年には由紀さおりの40周年記念『いきる』の新しいステージングの構成・演出が話題になる。'11年に沢田研二主演『探偵』で相手役に抜擢され全国ツアー。'12年フジテレビ連続ドラマ『主に泣いてます』のトキばあ役で15人のキャラクターを演じわけ旋風を巻き起こす。 13年2月パルコ劇場40周年記念公演・ 三谷幸喜書き下ろし『ホロヴィッツとの対話』で渡辺謙と共演。ホロヴィッツの妻ワンダを演じ、高い評価を得る。エッセイ、小説の執筆、テレビの司会、ジャズライブ等々多方面で活躍。1991年『ラ・ヴィータ』で文化庁芸術祭賞受賞。2009年『アラカルト』でスポニチ芸術優秀賞受賞。2014年『ホロヴィッツとの対話』『アラカルト2』で第21回読売演劇大賞優秀女優賞受賞。