たんにプライベート盤の録音を請け負う「録音会社」や、出来あがったCDを全て納品するだけの「自費出版」ではありません。録音・制作にかかる実費をアーティストにご負担いただきますが、私たちの長年のノウハウを傾注して、完成したCDはDISC CLASSICAの商品として販売を行ないます。
私たち自身が誇るにたるアルバムを生み出すため、録音前の打ち合わせから完成まで、メジャーレーベルでの制作・宣伝・販売の経験が盛り込まれています。

[打ち合わせ]
リリース決定後、たっぷりと時間をとって、経験豊かなプロデューサーと、録音曲目についてのディスカッションを行ないます。また、エンジニアをまじえ、ホールを使用しての録音、ライヴ録音、スタジオ録音など、録音方法を検討し、会場・録音日時を決定します。ジャケットやライナーノートについてのご意向も伺い、おおよその発売日を決定します。
[録音]
トップクラスのアーティストを手がけてきた私たちのハウス・エンジニアにより、DSDシステムをはじめとした最新の機材でデジタル・レコーディングを行ないます。録音は1〜3日、後日アーティスト立会いのもと編集・マスタリングを行なって、演奏者と私たちの双方が納得いくマスターテープを完成させます。
[ヴィジュアル]
私たちが胸をはって販売していく商品にするため、パッケージングをおろそかには出来ません。CD盤のレーベル、ジャケット、帯などのヴィジュアルも、第一線の写真家、グラフィック・デザイナーにより、美しいパッケージに仕上げます。DISC CLASSICAのラインナップに加わる1枚として、レーベル・カラーを重んじ、「プライベート盤」とは一線を画して、ときには風景写真やイラストなど、内容にあわせたデザインをご提案し、「美しい1枚」に仕上げます。もちろんキャッチフレーズなどを盛り込んだ帯(キャップ)をつけ、販売価格も明示します。

家庭のパソコンでも手軽に複製することのできるCD-Rは、CDプレイヤーの機種によっては読み込めない(かからない)などの問題が発生しがちです。DISC CLASSICAのCDは、スタンパー(原盤)から製造まで、大手レーベルのプレスを手がける国内CD製造会社へ発注するプレス盤であり、商品の完成度と安定性の高さは折り紙つきです。原盤は工場が保管し、その後の追加プレスにも機動的に対応することが可能です。
なお、DISC CLASSICAは、「コピーコントロール機能(CCCD)」を採用いたしません。

およそ100枚のサンプルCDを用意し、専門誌、業界誌、一般誌紙などのマスコミに送付して、月評などに取り上げていただけるよう、フォローを行ないます。また著名音楽評論家や文化人への送付も、積極的に行ないます。
アーティストご自身との話し合いにより生産数を決定し、一定数を無償でご本人にお納めします。また一定数をDISC CLASSICAが保有し、販売を行ないます。

いま国内のCD販売は急速にインターネットへと移行しています。なかでもクラシックは、そのマーケット(クラシックリスナー全体)が小さいにもかかわらずカタログ数が多く、CDショップでは、クラシック部門での採算をあきらめ、コーナー縮小が相次ぎ、全国でもおよそ200店ほどの、ごく一握りのショップに集約されつつあります。それら「クラシックに強い」といわれる店舗でも、毎月リリースされる新譜のへの対応に追われ、お客さまのニーズに充分応えてはいられないのが実情です。「捜しているCDが見つからない」といった経験は、どなたもおありでしょう。
DISC CLASSICAのショップでの販売は、とりわけクラシックに強いといわれる一部の販売店に限定するいっぽうで、オフィシャルサイトを通じて、またネット大手とのタイアップにより、インターネットによる販売に特化します。
オフィシャルサイトでは、アーティスト・プロフィールや曲目についての英文ページを設けることにより、広く海外のクラシック・リスナーにもアピールを行ない、海外からのメールオーダーにも対応していきます。
アーティストには、販売数量に応じた「アーティスト印税」をお支払いいたします。

初回生産分を完売した場合は、DISC CLASSICAの判断とリスク負担によって、追加プレスを行ない、販売を継続していきます。アーティストにはその旨をお知らせし、販売数量に応じた印税をお支払いします。
第一作目のCD販売が順調に推移した場合、「DISC CLASSICA専属アーティスト」としての契約をご提案いたします。合意に達し契約を交わした後、次回作録音についての相談をさせていただきます。

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