生水敬一朗写真
 
  宇崎竜童 (うざき りゅうどう 音楽家)

東京都出身。1973年にダウン・タウン・ブギウギ・バンドを結成しデビュー。「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」「スモーキン’ブギ」など数々のヒット曲を生み出す。作曲家としても多数のアーティストへ楽曲を提供。阿木燿子とのコンビで、山口百恵へ「横須賀ストーリー」「プレイバックpart2」など多くの楽曲を提供、山口百恵の黄金時代を築いた。1976年 内藤やす子の「想い出ぼろぼろ」で日本レコード大賞作曲賞受賞。映画音楽では『駅ーSTATION』(東宝1981年)『社葬』(東映1989年)などで日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。舞台音楽では『ロック曽根崎心中』『天保十二年のシェイクスピア』(2006年)で読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞。阿木と共に力を注いでいる『Ay曽根崎心中』では音楽監督を務めている。役者としては『駅-STATION』(日本アカデミー賞助演男優賞)、『TATTOO《刺青》あり』、『パーマネント野ばら』、TV『ドクターX~外科医・大門未知子~』など出演多数。最新作として映画『罪の声』『痛くない死に方』に出演。ライブ活動、俳優等で幅広く活動中。2019年、阿木燿子と共に岩谷時子賞特別賞受賞。
http://www.ryudo.jp

 
 
  井上 鑑 (いのうえ あきら 作詞・作曲・編曲家・キーボード奏者)

日本弦楽界の先駆的チェリスト・井上頼豊の長男として東京に生まれる。桐朋学園大学作曲科で三善晃氏に師事。在学中より、作編曲家・キーボード奏者として活動を始める。80年、スーパーバンド「パラシュート」に参加、3枚のアルバムを発表。81年、Single『GRAVITATIONS』でソロアーティストデビュー、同年、寺尾聰『ルビーの指環』で日本レコード大賞編曲賞を受賞。アレンジャーの新しいあり方を提示する存在となる。大瀧詠一・福山雅治・佐野元春・吉田兄弟・本田美奈子等多数のプロジェクト、ヒット作品に参加。ロンドンとの2拠点化を進め、イギリスのミュージシャン、エンジニアとの共作を重ねている。ユニット「井山大今」「DSD trio」などでも作品発表やライブを継続し。11年夏、初の書き下ろし文化論「僕の音、僕の庭」を筑摩書房より出版。CM音楽の話題作も多数、TVドラマのサウンドトラックも手がけている。ソロリサイタルシリーズ「僕の音」「独創會」、等クリエイティブな表現活動も多彩。不朽の名曲「鳥の歌」をテーマにした「連歌・鳥の歌」プロジェクト主宰、16年にはスペイン(バルセロナ)、ウクライナ(キエフ)でのツアーを成功させた。17年秋、通算14枚目のソロアルバム「OSTINATO」(Tchad Blakeミックス)と、作・編曲集「Seeing」「Believing」(各2枚組・全64曲収録)を同時発売。今年、1984年発表のカセットブック『カルサヴィーナ』をCDでリイシュー。アルバム収録曲を振り返る『Karsavina TV-PRIVATE SESSION』を配信している。 
http://www.akira-inoue.com/

 
 
  德川眞弓 (とくがわ まゆみ ピアノ)

東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校を経て同大学器楽科ピアノ専攻卒業。在学中に大野和士氏指揮によりグリーグのピアノ協奏曲を演奏。ロータリー財団奨学生として米国インディアナ大学大学院に留学。修了後は同大学院指揮科ピアニストとして3年間勤務。その間学内オーケストラとラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏する他、アスペン音楽祭(コロラド州)、20世紀の室内楽シリーズ(マドリッド)に参加、スペイン各地、カナダなどで演奏。帰国後はソロリサイタルをはじめ室内楽・伴奏など様々なコンサート活動を展開する一方、2003年から「マンハッタン・サロン・コンサート」(海浜幕張)、毎月の「シティ・ミニコンサート@松戸市役所」「歌のおもちゃ箱」(松戸)をプロデュースしている。
東日本大震災以降、3度の自主リサイタルは故C・W・ニコル氏の進める「震災復興プロジェクト・東松島に森の学校をつくる運動」へチャリティ。その成果として東松島に生まれた小学校の開校式にはC・W・ニコル、加藤登紀子(校歌作詞)とともに招かれ、全校生徒へのコンサートでは「葉っぱのフレディ」を演奏して、かけがえのない時間を持つ。2020年11月「アミュゼ柏」(千葉)でのリサイタルでは、このCDのメンバー 宇崎・井上両氏を迎えて上演し、満員の聴衆から絶賛を受けた。
ディスク・クラシカよりCD「ポートレイト」「子象ババールの物語」をリリース。「ババール」は『レコード芸術』誌の特選盤に選ばれた。日仏サロン文化協会より【サロン文化芸術賞】受賞。PTNA会員。Trio MVPメンバー。 MOMOピアノ教室主宰。
http://park8.wakwak.com/~toktok/


 
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