岡田 尚之(テノール)

東京藝術大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁新進芸術家海外留学制度1年派遣研修員としてイタリアに留学。ドイツ、イタリアを中心にヨーロッパ各地で研鑽を積む。第3回マダム・バタフライ国際コンクールin長崎 第2位入賞、第14回ジュゼッペ・ディ・ステーファノ国際声楽コンクール 特別審査員賞受賞等、国内外のコンクールで受賞多数。
2008年、香川県県民ホール開館20周年記念事業、プッチーニ作曲「蝶々夫人」のピンカートン役でプロデビュー。2010年、第21回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。2011年、イタリア・ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場におけるオーディションで世界中から700人を超える参加者からテノールとしてはただ一人合格、プッチーニ作曲「ジャンニ・スキッキ」のリヌッチョ役を歌って国際デビューを果たす。以後、ヨーロッパおよび日本各地でオペラ公演や様々なコンサートで活躍、NHKドラマ「蝶々さん」(宮崎あおい主演)にピンカートン役で出演するなどテレビ等にも出演。カルロ・フェリーチェ劇場にはほぼ毎シーズン出演、2015年にはジョルダーノ作曲「フェドーラ」ローリス役、ヴェルディ作曲「シモン・ボッカネグラ」ガブリエーレ・アドルノ役などで存在感を示しており、今後ますます国際的な活躍が期待される。上品なリリコ・スピントの美声と豊かな音楽性は常に聴衆や専門家から高い評価を受けており、また各国語のディクション(語り口)の正確さは国内外で高い信頼を得ている。

岡田尚之オフィシャルサイト  naoyukiokadatenor.com

 
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