斉藤京子(さいとう・きょうこ)

 聖徳大学大学院修士課程修了。89〜90年ミラノ音楽院留学。
 これまでに、大蔵担子、加納純子、マリア・ミネット、原田茂生、外山浩爾、瀬山詠子、塚田佳男の各氏に師事。 02年第13回奏楽堂日本歌曲コンクール第2位。第14回新・波の会日本歌曲コンクール第1位、及び四家文子賞受賞。オペラでは「フィガロの結婚」、「魔笛」、ヴォルフ・フェラーリ「スザンナの秘密」、ブリテン「夏の夜の夢」タイターニア、初の日韓交流オペラ「リゴレット」、ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの二期会共同制作オペラ・ヤナーチェク「イェヌーファ」カロルカ、小林秀雄「紫のドレス」メイダ役等に出演。01年東京文化会館に於いて日本演奏連盟主催リサイタルを開催し好評を博す。ベートーヴェン「第九」、グノー「聖チェチーリアミサ曲」、フォーレ「レクイエム」、ドヴォルジャーク「スタバト マテル」等のソリストとして出演。また、ウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラと共演。近年では奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門、牧野由多可賞コンクールでの入賞作品の初演、さらに日本歌曲振興会や二期会日本歌曲研究会等では小林秀雄、香月修、原久貴、常磐津文字兵衛、小山順子、大家百子等の作品初演を務める。音友シリーズコンサート<日本歌曲に求める無限の楽しみ>等にも多数出演。現在、聖徳大学音楽学部講師、日本歌曲振興会、二期会会員

 
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